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📝 2026年10月10日(土)朝刊の文字版

2026年10月10日(土)の経済ニュース

おはよう!金曜のアメリカでは、前の日に売られたハイテク株が買い戻されて、NYダウが423ドル上がったよ。ドル円は158円台。日本は月曜がスポーツの日でお休みだから、ゆっくり来週のCPIの予習をしよう!

きょうのポイント

NYダウは423ドル高、きのう売られたハイテク株が買い戻される

ひとことで言うと:前の日に下がったハイテク株が見直されて、アメリカの株が上がった!

9日のアメリカでは、NYダウが423ドル(0.83%)上がって5万1654ドルで終わりました。前の日に「オープンAIの売上げが思ったほどではない」という報道で売られたハイテク株が買い戻され、ナスダック総合も172ポイント(0.64%)上がって2万7366になりました。来週から銀行を中心に7〜9月の決算発表が本格的に始まるので、それへの期待も支えになったと伝えられています。

身近なものでたとえると:きのう「新メニューがいまひとつ」と聞いて客足がにぶった店に、「やっぱりおいしいよね」とお客さんが戻ってきた感じです。

日経平均は11円安とほぼ横ばい、一時900円近く下げたあと持ち直す

ひとことで言うと:朝は大きく下がったけど、午後に戻して、ほとんど変わらずに終わった!

9日の日経平均は、前の日より11円下がって6万9030円で終わりました。3日続けての下げですが、朝は半導体やAIの株が売られて一時900円近く下がったあと、午後に買いが入り、一時はプラスにもなりました。決算を出したファーストリテイリングが売られて日経平均をいちばん押し下げた一方、TOPIXは13ポイント上がっています。この日は10月のSQ(特別清算指数)の計算日で、SQ値は6万8465円23銭と伝えられています。

身近なものでたとえると:朝の市場では「今日は魚が高いぞ」と慌てた人が多かったけど、昼すぎには落ち着いて、結局いつもとほぼ同じ値段に戻った感じです。

ドル円は158円台に、アメリカの金利が少し上がって円安

ひとことで言うと:アメリカの金利がまた少し上がって、円が売られた!

9日のニューヨークでは、ドル円が前の日より50銭円安の1ドル=158円35〜45銭で終わりました。アメリカの長期金利(10年もの国債の利回り)は、原油高でインフレ(物価上昇)が心配されて国債が売られ、前の日より0.02%高い5.24%になりました。ミシガン大学の調査では、アメリカの人たちの「1年先のインフレ予想」が4.7%と前の月より少し上がり、FRBが年内にもう一度利上げするという見方が多いと伝えられています。

身近なものでたとえると:となりのお店(ドル)のポイント還元がまた少し上がったので、こっちのお店(円)からお客さんが少し移っていった感じです。

原油は91.85ドルに続伸、ハリケーンでメキシコ湾の生産が止まる

ひとことで言うと:ハリケーンで石油をくみ上げる場所が止まって、原油がまた上がった!

9日のWTI原油は、前の日より0.36ドル高い1バレル91.85ドルで終わりました。ハリケーン「イサイアス」がメキシコ湾岸に上陸しそうになり、この地域の石油生産の止まっている割合が約63%から72%に広がったと伝えられています。ただ、アメリカとイランの交渉が進むことへの期待や、トランプ大統領が発表したロシアとのディーゼル燃料の合意が、上がり方をおさえました。金も59.3ドル上がって4216.3ドルになっています。

身近なものでたとえると:台風で漁に出られない船が増えて、市場の魚が少し値上がりしたけど、「よその港から魚を回してもらえそう」という話で上がり方は小さめだった感じです。

消費減税の法案を閣議決定、食べ物の消費税を2年間1%に

ひとことで言うと:食べ物の消費税を2年間だけ1%にする法案を、政府が決めた!

政府は9日、食べ物や飲み物(飲食料品)の消費税を、2027年4月から2年間だけ8%から1%に下げる法案などを閣議決定しました。2029年度から始める新しい給付までの「つなぎ」という位置づけです。ただ、減税と先に配る給付には1年で約5兆円が必要なのに、そのお金をどこから出すか(財源)はまだ決まっていません。国の借金が増えるのではと、市場の警戒は解けていないと伝えられています。国会では13日から予算委員会での話し合いが始まります。

身近なものでたとえると:お寿司の値段を2年間だけ大きく値下げすると決めたけど、その分のお金をどこから出すかはまだ決まっていない、という感じです。

きょう見ておきたいこと

きょうの経済用語

SQ(特別清算指数)(えすきゅー(とくべつせいさんしすう))
日経平均の先物やオプションの取引を、決められた日にまとめて精算するための特別な値段。ふつう毎月第2金曜日の朝の取引の値段から計算されます。10月は9日がその日でした。
インフレ予想(期待インフレ率)(いんふれよそう)
人々が「この先、物価がどれくらい上がりそうか」と思っている割合。これが上がると、実際に値上げや賃上げが起きやすくなるので、中央銀行も注目しています。

きょうの経済クイズ

  1. 政府が9日に閣議決定した法案では、食べ物や飲み物の消費税を2年間、何%にする?
    答え:1% 飲食料品の消費税を、2027年4月から2年間だけ8%から1%に下げる内容です。ただ、財源はまだ決まっていません。
  2. アメリカの「CPI(消費者物価指数)」は、何を表す数字?
    答え:ふだん買うものの値段の動き CPIは、食べ物・ガソリン・家賃・サービスなど、ふだん買うものの値段がどれくらい上がったかをまとめた数字です。9月分は14日(水)夜に発表されます。
  3. 「スポーツの日」は、10月のいつにあたる祝日?
    答え:第2月曜日 スポーツの日は10月の第2月曜日です。2026年は12日(月)で、日本の株式市場もお休みになります。