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📝 2026年10月8日(木)朝刊の文字版

2026年10月8日(木)の経済ニュース

おはよう!アメリカの長期金利が一時24年ぶりの高さまで上がって、株はひと休みだったよ。FOMC議事録では「年内にもう1回利上げ」の声が多かったみたい。日本はお給料がしっかり伸びてたね〜!

きょうのポイント

FOMC議事録、「年内にもう1回利上げが適切」の声が多数

ひとことで言うと:アメリカの中央銀行の会議で「もう1回利上げかも」という意見が多かった!

8日の朝3時に、9月15・16日に開かれたFOMC(アメリカの金利を決める会議)の議事録が出ました。この会議では3年2カ月ぶりの利上げを決め、政策金利は3.75〜4.0%に。投票した12人全員が賛成で、多くの参加者が「年内にもう1回利上げするのが適切になりそう」と考えていたことが分かりました。

身近なものでたとえると:寿司チェーンの本部会議で、「今月値上げしたけど、年内にもう1回値上げが必要かも」という声が多かった、と議事メモで分かった感じです。

米長期金利が一時5.36%、NYダウは341ドル下がる

ひとことで言うと:アメリカの金利がぐんと上がって、株はひと休み!

7日のアメリカでは、10年もの国債の利回り(長期金利)が一時5.36%と2002年以来、24年ぶりの高さになりました。金利が高いと株が割高に見えやすく、NYダウは341ドル下がって5万1179ドルで終わりました。ただ、その日の10年国債の入札(国が借金するための売り出し)で買いたい人が多く、金利はその後少し下がりました。ナスダックも0.22%下がっています。

身近なものでたとえると:銀行に預けるだけで利息がたくさんもらえるようになると、「わざわざ高いお寿司(株)を買わなくても…」と考える人が増える感じです。

日経平均は648円安、でも7万円台はキープ

ひとことで言うと:日本の株は3日ぶりに下がったけど、7万円はなんとか守った!

7日の日経平均は、前の日より648円下がって7万35円で終わりました。朝は一時プラスになる場面もありましたが、高いところでは「いったん利益を確定しよう」という売りが増えました。TOPIXも0.70%下がっています。株価の上がり方が急だったため、これからの値動きの大きさを表す「日経平均VI」は32.73と、約2カ月ぶりの高さになりました。

身近なものでたとえると:人気のネタが売れに売れたあと、「そろそろ食べすぎかな」とお客さんが少しお皿を置いた感じです。

実質賃金、8カ月続けてプラス(8月は1.5%増)

ひとことで言うと:お給料の伸びが、物価の上がり方より大きい状態が続いている!

7日に出た8月の毎月勤労統計では、物価の動きを差し引いた「実質賃金」が前の年より1.5%増え、8カ月続けてプラスでした。お給料そのもの(現金給与総額)は31万1364円で3.8%増え、予想の3.7%を少し上回りました。基本給も3.8%伸びていて、春の賃上げが広がっているとみられます。

身近なものでたとえると:板前さんのお給料が、お寿司の値上がりよりも大きく増えていて、前より多くお寿司を食べられるようになった感じです。

インド中央銀行が利上げ、2023年2月以来(5.50%へ)

ひとことで言うと:インドが金利を上げて、ルピーを守ろうとした!

インド準備銀行(インドの中央銀行)は7日、政策金利を5.25%から5.50%に上げました。利上げは2023年2月以来です。ルピー安が続き、8月の物価上昇率が4.82%と目標の4%を3カ月続けて上回っていることなどが理由です。市場の予想どおりの決定でした。

身近なものでたとえると:仕入れ値が上がって困ったお店が、「ポイント(金利)を増やすから、うちのお皿(ルピー)を持っていてね」とお客さんにお願いした感じです。

原油は下がる、IEAが石油の備蓄を早く出すことに

ひとことで言うと:ためておいた石油を早めに出すと決まり、原油の値段が下がった!

IEA(国際エネルギー機関)は7日、約1億バレルの石油の備蓄の放出を急ぐと発表しました。これで原油の足りない感じが少しやわらぎ、WTI原油は1.16ドル下がって1バレル88.28ドルで終わりました。金も、アメリカの金利が上がったことで売られています。

身近なものでたとえると:魚が足りなくて値上がりしていたところに、冷凍庫にためておいた魚を早めに出すことにしたので、市場の値段が少し落ち着いた感じです。

きょう見ておきたいこと

きょうの経済用語

国債の入札(こくさいの にゅうさつ)
国がお金を借りるために国債を売り出すとき、買いたい人が「この利回りなら買う」と申しこむしくみ。買いたい人が多いと「需要が強い」と言われ、利回り(金利)が下がりやすくなります。
SQ(特別清算指数)(えすきゅー(とくべつせいさんしすう))
株価指数の先物やオプションという取引の、最後の精算に使う値段のこと。毎月第2金曜日の朝に計算され、その前後は株の売り買いが増えて値動きが大きくなることがあります。

きょうの経済クイズ

  1. 9月のFOMCの議事録で、多くの参加者が「適切になりそう」と考えていたことは?
    答え:年内の追加利上げ 9月に3年2カ月ぶりの利上げを決めたうえで、多くの参加者が「年内にもう1回の利上げが適切になりそう」と考えていたことが議事録で分かりました。
  2. 「実質賃金」がプラスになるのは、どんなとき?
    答え:お給料の伸びが物価の伸びより大きいとき 実質賃金は、お給料の伸びから物価の上がり分を差し引いたものです。お給料が物価以上に増えるとプラスになります。日本の8月は1.5%増で、8カ月連続のプラスでした。
  3. インドの中央銀行は7日、政策金利を何%にした?
    答え:5.50% 5.25%から0.25%上げて5.50%にしました。利上げは2023年2月以来です。