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📝 2026年10月28日(水)朝刊の文字版

2026年10月28日(水)の経済ニュース

おはよう!きのうの日経平均は1078円高で反発。アメリカもAI株が支えになってダウは小さく続伸したよ。今週はFOMC、ECB、日銀と金利の大イベントが続くから、ドル円の動きに注目だね〜!

きょうのポイント

日経平均は1078円高で反発、政府は景気の見方を据え置き

ひとことで言うと:日本の株が大きく戻した日、政府は「景気はゆるやかに回復中」と言った!

27日の日経平均は前の日より1078円上がって、6万3268円で終わりました。同じ日、政府は10月の月例経済報告で、景気は「緩やかに回復している」という見方をそのままにしました。会社の調子を表す「業況判断」は、AIや半導体の強い需要を受けて34カ月ぶりに上向きに直されました。いっぽう輸出は「足踏みがみられる」と、少し弱い見方に変わっています。

身近なものでたとえると:回転寿司の店長会議で「お店全体はゆるやかに好調。特にマグロ(AI・半導体)がよく売れてる。でも持ち帰り(輸出)は少し伸び悩み」と報告された感じです。

NYダウは15ドル高で続伸、ナスダックは1.2%高

ひとことで言うと:アメリカではAIの会社の株がまた買われて、株価は少し上がった!

27日のNYダウは前の日より15ドル99セント高い5万2377ドルで終わりました。半導体などAI関連の株に買いが続き、ハイテク株が多いナスダックは1.2%上がりました。いっぽう、決算を出したボーイングは赤字が予想より大きく、株価が一時11%下がりました。原油が下がったことも、株を買う理由になりました。

身近なものでたとえると:お店の中でマグロ(AI)のお皿はどんどん取られたけど、決算でつまずいた人気メニューが一時ガクッと売れなくなった、という感じです。

ブラジルレアルが急落、対円で一時29円台

ひとことで言うと:ブラジルの大統領選の結果を受けて、レアルが大きく売られた!

25日のブラジル大統領選の決選投票で、現職で左派のルラ大統領が事前の予想をくつがえして勝ちました。これを受けて27日、レアルは対ドルで一時1ドル=5.6レアル台と約10カ月ぶりの安さに。対円でも一時1レアル=29円台と、約8カ月ぶりの安値まで下がりました。記事では、この売りは「一時的」という見方も紹介されています。

身近なものでたとえると:人気のネタだったのに、お店の方針が予想外の形に決まって「これからどうなるの?」と、お客さんがいったんそのネタから離れた感じです。

10月の米消費者信頼感、91.7で4カ月ぶりの高さ

ひとことで言うと:アメリカの人たちの「お財布の気分」が、ぐっと明るくなった!

米コンファレンス・ボードが27日に出した10月の消費者信頼感指数は91.7で、9月(84.2)より7.5ポイント上がりました。6月以来の高さで、市場の予想(81)を大きく上回りました。ガソリンの値上がりが落ち着いたことで、気持ちが明るくなったようです。この指数は、これから先の個人消費を占う数字とされています。

身近なものでたとえると:お客さんに「今月お寿司にいくら使えそう?」と聞いたら、先月より「けっこう使えそう!」と答える人がぐっと増えた感じです。

原油は99ドル台に続落、でもサウジの製油所に攻撃も

ひとことで言うと:中東の話し合いへの期待で、原油の値段が少し下がった!

27日のWTI原油は1.86ドル(1.8%)下がって、1バレル99.90ドルで終わりました。アメリカとイランの和平に向けてまわりの国が動いていることなどで、中東の情勢が悪くなりすぎるという心配が少しやわらぎました。いっぽう同じ日、イエメンのフーシ派が、サウジアラビアの石油の大事な積み出し拠点ラスタヌラにある製油所をミサイルで攻撃したと発表しました。報道では、近くで起きた火事は消し止められたそうです。

身近なものでたとえると:マグロの仕入れ値が「漁場の争いがおさまりそう」と少し下がったけど、同じ日に大きな港でボヤ騒ぎがあった、という感じです。

日本の長期金利が2.8%割れ、「質への逃避」

ひとことで言うと:株が不安で、お金が安全そうな国債に集まっている!

AI関連の株の先行きが心配になり、投資のお金が債券(国債など)に逃げ込んでいます。特にドイツや日本の国債が買われ、10月半ばまで3%を超えていた日本の長期金利(10年ものの国債の利回り)は2.8%を割り込みました。国債が買われると、その利回りは下がる関係にあります。いっぽう、財政が心配されているフランスの国債は、あまり買われていません。

身近なものでたとえると:新しいメニューのお店が心配になって、お客さんが「やっぱり安心できる老舗の定番ネタにしよう」と流れた感じです。

きょう見ておきたいこと

きょうの経済用語

質への逃避(しつへのとうひ)
株などが不安なときに、お金がより安全と考えられる資産(信用の高い国の国債など)へ移ること。
消費者信頼感指数(しょうひしゃしんらいかんしすう)
人々が景気や暮らしをどれくらい明るく感じているかを数字にしたもの。アメリカではコンファレンス・ボードが毎月出していて、個人消費の先行きを見る目安になります。

きょうの経済クイズ

  1. 10月25日のブラジル大統領選の決選投票で勝ったのはだれ?
    答え:現職のルラ大統領 現職で左派のルラ大統領が、事前の予想をくつがえして勝ちました。これを受けてレアルが大きく売られました。
  2. アメリカの「FOMC」は、何を決める会議?
    答え:アメリカの政策金利 FOMCはアメリカの中央銀行(FRB)の会議で、政策金利を決めます。結果は日本時間の明け方に発表されることが多いです。
  3. 国債がたくさん買われると、その国債の利回り(金利)はふつうどうなる?
    答え:下がる 国債の値段が上がると、受け取れる利息の割合(利回り)は下がります。だから「質への逃避」で国債が買われ、日本の長期金利は2.8%を割りました。